【捨てる。手を抜く。考えない。】の中から3つだけ厳選して、現実を変えていく。

どうもマサキングです。
読書はアウトプットして初めてその効果を発揮すると言われています。
それではアウトプットしたことが全て身に付いていくかというとそうでもないですよね。
現実世界でも2つか3つの行動を変えることができればすごいことで、大抵は時間がたつと同時にその中身は忘れていってしまうものです。
そこで今回は表題にもある「捨てる。手を抜く。考えない。」という素晴らしい題名の本の中から、すぐに自分の行動に落とし込めそうな部分を一つだけ厳選したいと思います。
ただいきなり一個に絞るのではなく、まずは3つの候補を挙げて次にその中から一つ選ぶ方法をとります。
では早速本題に入りましょう!
おっさん脳を回避せよ
おっさん脳になるのを回避するにはとにかく自分にとって「初めての経験」を体験すること。
年齢を重ねるといろいろな人生経験を積んできて、仕事の効率化も進んできます。
しかし同じ業界に長くいたり、仕事の内容が似通ってくるとどんどんと考えなくても作業ができるようになってくる。
これは職場では大切な能力かもしれませんが、一人の人間としてはおっさん脳へと退化している危険な兆候かもしれません。
現に自分が惣菜業界から転職したのも、毎日毎日同じ作業の繰り返しの日常に危機感を感じたからです。
特に頭を使うこともなく、安定したお給料をもらえていたので生活には全く不満は無かったのですが自分の一度きりの人生をこれから先何年もこの状態で生きていくのかと考えるとぞっとしました。
もちろん即決デキたわけではなくて、退職するまでに自分にとっての初体験をたくさん経験してみました。
すると面白いように世界が広がっていくのを体験し、同時に違和感を感じました。
休日を充実させても一時的にはスッキリするかもしれないけれど、それでは足りない。
人生の大半の時間を占める「仕事」の部分を変えなければずっと虚しい気持ちは消えることはないんだ。
そう思ったぼくはまた自分がもっとも苦手とする業界へと足を踏み入れることを決意したのでした。
ナイスバッドニュース!!!流行らしたいね笑
悪いニュースを早く報告した人にはポイントをつけて、評価の対象にする。
これ普通なら逆だと思うけど、素晴らしい考えかただ。
失敗したことや明らかに会社にとって損失となる悪いニュースを報告するのは誰でもためらう。
ためらうからどんどん状況が悪化する。この悪循環を断ち切るには逆転の発想が必要だということか。
今のうちの会社でも(特にぼくが働いている部署)は槍玉に挙げられることが多くて、働いている社員はバッドニュースを報告することをためらう。
みんなから攻撃されることに慣れすぎてしまっているのも良くない。
とにかくそういう雰囲気を潰すためにも、まずは部署内の人間から空気を変えていく必要がある。
なにか悪いニュースが起こったり、報告を受けたときは迷わず「ナイスバッドニュース!!」と叫ぶようにしよう。笑
笑いを導入することは非常に高度な仕事効率化ノウハウだ!!
「笑い」の力はバカにできない。
職場の雰囲気に1番影響を与えているのはその部署の上司。
なのでとにかく上司は上機嫌であるべきだ。
ビジネスで辛いとか苦しいのは当たり前で、その現実通りの表情をしていたら部下も息が詰まってしまう。
厳しいときこそ、ひと笑い入れる。
方苦しい会議などなにも面白くないし、良い意見なんて出るわけない。
自分はずっと現場で仕事をしてきたし、対して頭がいいわけじゃない。そんな自分が唯一みんなに提供できるもの、それは笑いと柔らかい雰囲気だけだ。
たったそれだけ?!と思われても構わない。むしろ本当にそれだけしか持ってない。笑
ありがたいことにユーモアのセンスは多少ありそうなので、もうそれで十分だ。
もしもどうしても今の場所が合わなかったらまたどこか自分が安らげる場所を探しに行けばいいだけだしね。
おまけ、けんすうさんの2:6:2理論が納得過ぎた
自分の周りに10人の人間がいるとすると、二人は味方になり、二人は敵になる。
そして残りの六人はどちらでもない。
このどちらでもないというのが曲者で普通に過ごしているうちは無害なんだけど、もしもその六人が自分を批判することがあったときに注意が必要。
そこでもしも自分がその人を敵とみなして反発してしまったら、その人は簡単に敵になり、六人中二人を敵に回してしまうと、残りの四人は「空気」を読んで敵サイドに移ってしまうということなんです。
結果的に8人が敵になってしまい、そうなるとかなり苦しい立場になる。
これものすごくわかりやすい例えだし、共感できる。
自分もそうだけど、どうしても好きになれない人間というのは存在する。これはもうどうしようもないし、どうこうしようとしなくていいかもしれない。
ただ自分が敵と味方を読み間違って無用に敵を増やすことがないようには気をつけないとね。
自分の感覚的に中間の六人ははじめ敵か味方かわかりにくい人も結構いる。むしろ敵じゃね?って思う人も多い。
そこで1番効果のあるのは自分を無色透明にすることだとぼくは思っている。
人間はみな1番興味があるのは自分自身だ。これはもう大人も子供も関係ない。ほとんどの人が自分の価値観を基準にして外の世界を判断している。
好きとか嫌いというのはその人の中の基準が、偶然マッチングしただけに過ぎない。
他人は絶対に変えられないので、相手が自分の思い通りになることは当たり前のこととして受け入れる。
自分は水のように常に柔軟にかつ透明でいればいい。
完璧に嫌う二人はどうしようもないけど、その姿勢を保っていると中間層の六人は遅かれ早かれ自分の味方になる。
無色透明で水のようにする。それって無個性じゃない?って思うかもしれないけど、実は逆だとぼくは思う。
ほとんどの人が自分の中の価値観とか常識に従って世界を判断しているから、逆にそういうものに染まらないことの方が自分らしくなるということもある。
自分もまだ完全に相手の価値観のものさしをいなすことができていないし、心がざわつくことも多いけど、基本的には無色透明の水のイメージを持っている。
それに今の所それでいい感じなので、あながち間違ってもいないと思ってます。