漫画「君たちはどう生きるか」を読んで感じた事はこの5つ。

どうもマサキングです。
今回は永遠の名作と言われる吉野源三郎による小説「君たちはどう生きるか」の漫画化された方を読みました。
原作はなんと80年前の出版!!でものすごく歴史がある本なのですが数多くの人に今も愛され続けている良書として知られています。
元々そこまでの前情報はなくて書店で見たときに題名に惹かれて思わず買ってしまった一冊ですね。
あとシンプルに漫画だから読みやすそうだったし・・・(笑)
ではこの本を読んで感じた5つの事を書いていきたいと思います!
1.コペルニクス的な
2.常識を疑え
3.尊重
4.自ら生み出す
5.自分を認める
1.コペルニクス的な
新しい物の見方にどう気づけるか?
普段の何気ない景色も意識一つで全然見え方が変わってきたりします。
僕自身も自分に都合の良いように何でも物事を見る癖がしっかりとついてしまっていた。
さらに悪い事に歳を取るにつれて己が正しいような錯覚に囚われて自分の成長を自ら止めていた時期もつい最近まであったし今もそうなのかもしれない。
仕事をする時でも友達といるときでも自分の価値観を強く持ちすぎていると相手に不快感を与えてしまう事が結構ある事に最近気づいて本当に恥ずかしい。
本文にも出てくるように
手前勝手な考え方におちいって、ものの真相が分からなくなり、自分に都合の良い事だけを見ていこうとする
と同じ現象が起こってる。
2.常識を疑え
大人になるにつれてという面白くない人間になるにつれて❛常識的❜になっていく。
チャレンジ精神を忘れ実年齢以上に老けていく人が多すぎる。
今の時代は人生100年時代と言われていてこれからも今以上に医療は発達していく。
今の子供たちの時代には100年どころか少しまとまったお金さえあれば今の常識では考えられないほどの長寿になってるかも。
正直死の恐怖にあらがって長生きしたいに重点を置きだしたらいよいよ人間やめちゃう事になるけどそうなるのも時間の問題なんかな。
それに今の常識的な事だって元は人間が勝手に決めた事が深く浸透してみんながそれを信じ切ってるだけの話で本当に違和感を感じたら自分の中に新しい常識を作っても全く問題ないよね?と思ってしまう。
それとは別のパターンで常識や当たり前と思っている事を深く深く掘り下げていくと物事の❛根っこ❜にすなわち思いもよらない事実に気づくこともあるらしい。
どんな事でも当たり前で処理せずに自分の頭で考えながら日々生活していると毎日が楽しく過ごせそうです。
3.尊重
職場の人間関係の悩みはほとんどが人間関係の悩みだというけど間違いない!
僕も前の職場を辞めたのも上司との折り合いが悪かったから。
でもどんなに職場が変わってもついて回るこの問題を本当に対処するのに一番有効なのが実は❛尊重❜なんじゃないかなとも感じる今日この頃。
一般的に上司と部下の関係は上司から部下への尊重が薄い場合が多い。
反対に部下から上司に対しては尊重というよりかは上っ面だけの尊敬もどきの感情があるように思う。
もちろん役職と能力が一致している人も大勢いますけどね。
尊重とは
価値あるもの、尊いものとして扱うこと、重んずること
尊敬とは
人の人格、行動、業績などを優れたものと認めてその人を敬うことという意味
普段なにげなく使ってる言葉も結構意味が違う事があるのでちゃんと意味を知っていると会話の幅が広がりそうです。
人の事を尊敬するをかみ砕いていくと社会や会社の発展に繋がる能力が高いほど尊敬されて地位が高いとか実績ばかり優先されてる。
例え仕事が出来なくてもコミュニケーションの能力が無くても何かハンディキャップがあってもそんな表面上の判断基準ではなくてもっと大きな承認力、それが
❛尊重❜だ。
お金持ちや貧乏人、新入社員と社長とか関係なく人として尊重しあえる事が出来れば人間関係も凄く円滑になって結果仕事の業績にもいい影響が出るんじゃないかな。
社長になって従業員を雇った事無いけど平社員として今真剣にそう感じています。
4.自ら生み出す
自分のしたい事を自分で考えて行動し現実にする。
周りの大きな流れに身を任せたり自分の中の楽したいとどんどんダラダラしていく日常を変えるには自分から未来のなりたい自分の状態に近づけていくしかない。
でもそれって結構シンドイ・・・
人間は現状維持が一番好きで食べたり飲んだり好き放題しているときが一番幸せ(めっちゃ当たり前!笑)
そんな風に普通に歳を重ねていくのも悪くない事だ。
代償としては人生の今後の選択肢の幅が極端に狭まる事かなぁ。
いい悪いではなくてこれは本人の心がどんな条件なら満足するかだけの問題だから強制する考え方じゃないけど、自由に大体の事が出来るようになるには今の所❛お金❜がやっぱり必要になる。
そして割と自由に生きようと望むなら時間をお金に変える人じゃなくて自分で価値を生み出してそれをお金に変えれるような人にならないといけない。
別にお金に限ったことじゃなくて誰かの為に価値のあるものを自分で生み出せる人になる。
そうなりたくて僕も今こうしてブログ書いて足掻いてます。
5.自分を認める勇気
自分を認める事は自分を好きになる事と同じ事。
自分を好きになれないのに他人を本当に好きになれるわけもなくどこかで歪みが生まれてくる。
なにか深刻なダメージを心に負った時ほど自分に自信がなくなり憂鬱になる。
自分を責めるだけでは足りずに近くにいる人を傷つけてしまうことも…
そうなってはどんどん負のスパイラルにハマるだけ。
僕も離婚を経験していますが成立する前後は本当に心が不安定でした。
過去への後悔にがんじがらめだった気持ちをふっと軽くしてくれたのはありのままの自分をいったん全て受け入れる。
理想を追うから苦しい、だから現状を受け入れて❛今現在❜から❛これからの未来❜に向けて何が出来るのかを考えました。
今までのダメな自分を認めて先に進む為に何が出来るかを考えて行動に移していく。
結局人生はその繰り返しなんだなって気づきました。
結論として本書にも出てくるゲーテの言葉で締めたいと思います。
めっちゃ心にぐっとくる名言です。
誤りは心理に対して、ちょうど睡眠が目覚めに対すると、同じ関係にある。
人が誤りから覚めて、よみがえったように再び真理に向かうのを、私は見たことがある。
どんな取り返しのつかないような失敗をしたとしてもそれが逆にキッカケとなり真理に近づく事も出来ると。
じゃあ後悔とかその辺にポイっと捨ててさっさと自分にとっての正しい道を進んだ方が人生も楽しめるってことですね(・´з`・)
今回は以上になります。
ここまで読んでくれてありがとうございました!!