「仕事は楽しいかね?」を読んだ感想。

どうもマサキングです。
今回はディル・ドーテン著「仕事は楽しいかね?」を読んだ感想です。
やっぱり書店とかに本を買いに行った時に気になった本ってその時に買わなくてもずっと心に引っかかっているような。
この本もそうでそんな“いつか読もう”と思っている本ほど意外な場所で巡り合ったりします。
しかしこの本は本当に読んで良かったなぁ✨
ではでは早速そのポイントを5つに分けて書いていきます。
一番初めはドキリとさせられたこの部分から!!
他人が決めた人生の型にはまったまま歳を取り続ける
何なんでしょうね。
世間一般の生活指南書の効力って半端ない気がします。
サラリーマンの生涯年収とか何十年も先の人生設計、結婚して夢の一軒家からの家族が増えてきたらミニバンを買ってイオンに買い物みたいな。
僕も確実にその枠組みの中にガッチリはまってましたが、実際は自分がどんな状況であれ現状に満足して心が満たされていれば何も問題はありません。
しかし自分の人生はこんなものと毎日いつもと変わらない生活を続けると日々退化していくことになります。
代わり映えのない日常は脳にとっても刺激は少なく時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。
気付いたら何かしたくても体が言うことを聞かなくなっている。
そして後悔する、あ~若い時にもっと色々やれば良かったなぁ….
本書はそういった私生活の事も含めて主に仕事でも今後活かせる考え方を紹介しています。
人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくものではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
失敗はただの言葉でしか無い。
失敗は恥ずかしいものという思い込みが子供のときから刷り込まれています。
特に仕事に行きだすようになると失敗することによって何らかの損失が出る事も少なくないために余計に意識してしまう。
そして失敗したくない、恥をかきたくないという気持ちはプラスに働くときもあるけどほとんどが悪い方に向いてしまいます。
新しい挑戦をするのを邪魔したり毎日の仕事を単調にしたり。
そうではなくて失敗という言葉を自分の中のポジティブワードに置き換えて見る。
例えばドラクエの経験値集めのイメージを持つとかエジソンが言ったように成功のもとと考えるか。
この本を読んで一番シンプルで抵抗なく納得出来た言葉はそもそも
試してみることに失敗はない
でした。
目標設定の罠。
思い返せば自分の人生で明確な目標設定を今までしたことが無かったかもしれません。
そういう意味では今が一番日々何かをしているかも。
といても大げさなことではなくて毎日同じということをやめているくらいなものです。
そしてとにかく人生を自分で選択して一歩ずつでも前に進むんだ!!と決意していろんな目標も作り出来る事から達成してきた。
その中で少なからず自信もついてきたように感じる。
そんな小さいけれど確かな充実感を得てきた僕に強烈に突き刺さったのがこの言葉でした。
今日の目標は明日のマンネリ。
なんだとーーーっ!!?
自分の既存の常識が更新されるのも本を読んでいて楽しくなる瞬間です。
探求心の分かれ道。
僕は今書いているこのブログをまず自分のネットの中のベースキャンプにしようと決めています。
そこでとにかく毎日一記事は更新すると意気込んでましたが結果はなんのこっちゃありません...苦笑
継続の難しさと新しい習慣の付け方についてもっと学ばなければならないと痛感しています。
その中でも記事を書く上で立ちはだかる障害のナンバー1は自分の意志の弱さ。
そして栄えあるナンバー2に輝いたのは❛完璧を求める❜気持ちでした。
そもそもパソコンをまともに触ったのがこのブログを始めた今年に入ってからですし文章なんぞまともに書いた事が無いのに完璧を求めるもなにも無いのは頭では分かっていても変なプライドが出てきます。
いざブログを書き始めてもすぐに自分の理想通りにいかずに「今日はもういっかー」と諦めてしまう。
完璧とは、ダメになる過程の第一段階
とこの本の中では出てくるのですがそもそも完璧になろうとする努力すらしなかったら元も子もないという小さな小さな気づきを得ました( ゚Д゚)
本当の順番。
物事の心理なのか?
確かに世の中には成功した人がいてその成功体験を記した本なんかも沢山ある。
普通ならそんな人や生活に憧れてそこに近づく為に❛真似❜から入ろうとするけど、そもそもそれをしている時点でアウトなのか。
とにかく自分から動く事、色んな可能性に挑戦する事でしか平均以外になる道はない。
ただ現状維持バイアスのままに普段の生活を維持するのはいかに簡単で楽しい事か改めて考えてしまうとともに何か変えようと思ったらやはり代償は支払わなければいけないという事。
心で思うだけでは現実は何も変わらない。
厳しいけど、抗ったら抗った分だけ変わるこの人生も中々楽しい。