【自分を見つめ直す絶好の時間】失業保険を貰えるのなら無職の期間も悪くはないです。

どうもマサキングです。
今回は34歳にして初めて無職という状態になって初めて気付いた事を書いていきます。
正直言うと自分が体験するまでは失業保険を貰いながらの無職の状態には絶対になりたくはないと思っていました。
これは完全に偏見と思い込みでしかないのですが、正社員が絶対的正義でバイトとかで日々の生活を食いつないでいく生き方など邪道だと本気で思い込んでいたからです。
しかし離婚を経験して普通の日常があっけなく崩壊し、文字通りに全てを失ってしまったのをきっかけに普通の常識的な生き方に疑問を持つようになりました。
そこから自己啓発や心理学、禅やビジネス書をよく読むようになり一度自分の人生を使って冒険してみようと決心したのです。
給料的にも安定していた食品製造の仕事を辞めて、全く正反対のプログラミングを学んでやろうとスクールに通いました。
その時に初めて本格的に無職になり、ほとんど貯金もないなかで雇用保険のみでの生活がスタートしました。
210日分(約七ヶ月)の雇用保険を綺麗サッパリ使い切った
正直ここまできれいに使い切るとは思ってもいなかったです。笑
この記事を書いているのは2021年1月30日ですが、仕事を辞めた当初の予定では2020年の年末までには余裕で就職先も決まっているはずでした。
しかしコロナの影響は思ったよりも大きく企業が新規で採用する人材の人数を例年よりもかなり少なくしたのも影響して、就職活動は非常に難航しました。
なので結果的には雇用保険の受給期間がそれだけ長かったお陰でなんとか路頭に迷う事なく就職することができたとも言えます。
こんなにも自分と向き合える時間はそうそうない
仕事を辞めてからの8月から3ヶ月はプログラミングスクールに通って勉強漬けの日々を送っていました。
そして無事にスクールを卒業し11月9日から就職活動を開始。
私は高校卒業後にすぐに働いたので就活すること事態が実は初めてでした。
特に面接は苦手で、今までまともに自分の事について深堀りをしてこなかったのもありよくある質問の答えさえもすぐには思い浮かびませんでした。
なのでひたすら自分に対して質問を投げかけて、その答えに対しても何故そう思うのかを自問自答し徐々に本当の核の部分に迫っていきました。
そうすることによって今までは当たり前のように思っていた事が本心ではそう思ってなかったり、自分はどういう人間か分かったつもりでいたけれど自分でも気づかなかった新鮮な感情に出会えたりしました。
これだけの長期休みは働き出すと中々取れないので、逆にすぐに就職が決まらなくてよかったと思っています。
今後も長い人生が続く中で丁寧に自分と向き合って様々なことに気づけた事は凄く価値のあることだと確信しています。
目標がないと時間は消し飛ぶ
今回の仕事を辞めてからの無職の七ヶ月間は非常に濃厚な時間でした。
初めての経験がとても多くて、刺激的な毎日で時間が立つのが遅かった感覚があります。
ここ数年は毎日が同じことの繰り返しのような日々になってしまっており、一年が過ぎるのが本当にあっという間でした。
あっという間に時間が過ぎる割には充実した日々を過ごしている実感はなくてどっちかというと後悔ばかりしていたように思います。
今回の挑戦で気づけた一番の収穫はこの時間の体感速度と自分が感じる達成感や自己肯定感の差かもしれません。
何気なく過ごす日々は時間が消え去るように過ぎるけど、自分の成長に繋がることや目標を持って生活するとその日々は自分の記憶に刻まれていく。
夢から逃げない
これから仕事を再開する上での課題は夢から逃げないですね。
楽な方を選ぶのも、成長への道を選ぶのも全て自分。
人や環境のせいにせずに自分で考えて行動し、素直な気持ちで常に学びの姿勢を忘れない。
成功の形は人それぞれだと思いますが、そこに至るまでの道は同じように険しいはずです。
挑戦しての失敗を恐れるよりも何もしないうちから失敗を恐れて挑戦しない事をしないようにする。
毎日少しずつでも前に進めるような人生を歩んでいきたいものです。