【ハードウェア編】フィールドエンジニアになったら必要になる知識とは?

どうもマサキングです。
30代で未経験でIT業界に転職し、フィールドエンジニアとして働くぼくですが本当に毎日わからないことばかりです。
未経験でも割と歓迎してくれる職種とはいえやはり必要最低限の知識は必要です。
そこで以前は現場でよく使われる用語を以下の記事にまとめたのですが、今回はハードウェアについて解説します。
これからもどんどん更新していくので、ぼくと同じように未経験からフィールドエンジニアに転職されたかたの参考になれば幸いでございます。
ハードウェアとはなんなのか?
まずはハードウェアとはなにを指すのか?から解説していきます。
普段から割と耳にする機会がおおい「ハードウェア」という言葉ですが、明確にどういうものを指して使われるのかまで意識することはあまりないかもしれません。
ウィキペディアによるとハードウェアとは以下のように説明されています。
ハードウェア(英語: hardware)とは、コンピュータなどのシステムにおいて、機械、装置、設備、部品といった物理的な構成要素をいう。ソフトウェアとの対比語であり、単に「ハード」とも呼ばれる。
転じて、コンピュータとは無関係な分野においても、物理的な設備・施設・車両などを「ハードウェア」、物理的な形を持たない規則・運用・教育・技術・ノウハウなどを「ソフトウェア」と呼ぶことがある。
なるほど、コンピュータとは無関係なものまでハードウェアと呼ばれることがあるんですね。
具体的にポイントをまとめると以下の通りです。
- コンピュータを構成する機器の総称
- 物質的な構成部品
- 金物類
PC本体
PCの本体に関して、フィールドエンジニアとして関係する部分は主に3つです。
- HDD又はSSD
- CD/DVDドライブ
- 接続端子
基本的に保守や運用がメインの業務になるので、CPUやメモリなどにはほとんど触れないように思います。
HDD又はSSD
HDD(ハードディスク)とはプログラムやデータを長期間記憶するための装置のことです。
補助記憶装置といえばコレ!というくらいメジャーな存在です。
なぜハードディスクという名前が付いているのかというと、HDDの中には金属製の固い(ハード)円盤(ディスク)が入っているからなんですね。
この金属(又はガラス)製のディスクを高速で回転させながら、磁気の力を使ってデータを書き込んだり読み込んだりします。
そのまんまやん!!となるんですが、さらに深い理由としては今は絶滅してしまったフロッピーディスクとの対比の意味でもその名前になったそう。
フロッピーディスクのフロッピーとは英語で「柔らかい」という意味で、文字通りフロッピーディスクの中にはフィルム状のペラペラなディスクが入っていました。
ハードディスクは安価で大容量なため、様々な場面で使用されてきましたが、弱点も存在します。
その弱点とは精密すぎる設計ゆえに衝撃に弱いです。
使用中に衝撃が加えられるとディスクが傷ついてしまい、データが壊れてしまう可能性があるんですね。
最近ではHDDよりも高性能かつ弱点を克服したSSDが登場しています。
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略でメモリーチップを媒体にした記録、読み出しを行う装置となります。
HDDと大きく違う点は上記でも書いた通りメモリーチップを媒体し記録、読み出しを行うことです。
これにより高速で記録の読み込みが可能になり、さらにOSの起動時間もHDDに比べて早いです。
また衝撃にも強いためHDDの弱点を全て克服しているように感じますが、SSDにもデメリットは存在します。
以下にSSDのメリット、デメリットをまとめました。
SSDのメリット
- 衝撃に強い
- 読み書きが早い
- 作動音が小さい
- HDDに比べてコンパクトで軽量
SSDのデメリット
- 最大容量が少ない
- 大容量のものは高額なものが多い
会社での業務などでは大容量がHDDとOSの起動が早いSSDを併用して使用する場面もあるようです。
フィールドエンジニアとしてどう関わるのか?
大きく分類するとフィールドエンジニアとしてHDDやSSDにふれる機会としては以下のパターンが多いです。
- PCの入れ替え時に廃棄するHDDを取り出す
- HDDからSSDへの交換作業
まず完全に旧PCと新PCを入れ替える案件などでは、旧PCのハードディスクは情報セキュリティの観点から本体から取り外すのことが多いです。
これは廃棄されたPCからHDDが抜き取られて中のデータを悪徳業者などに悪用されないために行われます。
それとは別にWindowsのアップデートなどのタイミングに伴い、PCの本体はそのままで中身のHDDだけSSDに交換する場合場合ですね。
まとめ
今はまだ情報が少ないですが、今後もフィールドエンジニアの仕事で役立つ定期的にハードウェアの情報は更新していく予定です。