完全に未経験からフィールドエンジニアになった時に、最低限知っておきたい用語とは?

どうもマサキングです。
最近はソフトウェアを開発するエンジニアに注目が集まりがちですが、実はエンジニアといっても実に多様な職種が存在します。
エンジニアとは日本語に訳すと「工学者」となり、工学に携わる者という意味です。
なのでプログラマーのような主にPCを使用する人もいれば、現場に出て自動車を組み立てたりネジ等の小さい部品を作る人がいる。その中でも【フィールドエンジニア】という職種に焦点を当てていきます。
フィールドエンジニアは割と未経験者でも受け入れてくれる業界ではありますが、それでも最低限の知識は必要です。
ぼくも調理師から全くの畑違いのITの業界に転職をして、なによりも戸惑ったのは現場で飛び交う専門用語でした。
そこで今回は事前知識が全く無い人が最低限知っておきたい用語だけをまとめました。
今後も自分の業務を通して得た知識を少しづつ更新していく予定です。
それでは早速1番の代表選手からいきたいと思います!!
ねじりっこ

Senior carpenter using canna
全く知らない人が聞いたら頭に巻くねじり鉢巻かなんかと勘違いしちゃうよ!!ってくらい意味がわかりません。
未経験で突然現場に入っていきなり、「ねじりっこ取ってくれない?」と言われた日にはもうパニックです。(僕はなりました)
結論から言うとねじりっこはビニールに包まれた長さを自由に決めてカットできる針金のことです。
Image: Amazon.co.jp
まず「これに正式な名前があったの!?」と思ってしまうところですが、誰しもが必ず生活の中で一度は見たこと、使ったこともあるものですね。
他の呼び方
実は他にも様々?な名称が付いているのもこのねじりっこの奥の深さです。
- ねじりっこ
- ねじラー
- タイラップ
- ツイストタイ
- 園芸植物タイ
上記のとおりです。
これは一体何が違うのかというとぼくにはほとんど同じ商品のように見えます。
恐らく大きな違いはなくて商標登録の関係で名前を変えざるえない事情があるのでしょう。
ただ現場で使われる用語としてはほぼほぼ「ねじりっこ」なのでねじりっこだけ覚えていけば困ることはないです。
一般家庭でも何かと使用頻度は高そうですが、恐らく一個あれば5年くらい持ちそうなくらいボリューミー。(なんと20mもあるので、10cmずつ切ればねじりっこ200本分できます!!)
結束バンド
Image: Amazon.co.jp
実に色とりどりキレイですが、実際に現場で使用されるのは黒が多いですね。
よくねじりっこと間違われやすいのが結束バンドではないでしょうか?
その違いは材質と一度使ったら再利用ができない(できるものもあります)点です。
- 材質がプラスチック
- 一度締めると簡単には外せない
材質はプラスチック製のものが多く、サビなどによる劣化を防ぐことができます。
さらに構造的に一度締めると切断しないと外せないようになっているので、しっかりと結束したい部分にはもってこいといえます。
しかし注意点としては一度使用すると切断しないといけなくなるので、機器の交換や配線の変更などがあった際に少し面倒です。
この点はねじりっこだと容易に外すことができるので定期的に保守点検などで交換や移動の可能性がある箇所にはねじりっこを使用した方が後々作業がしやすくなります。
他にもこんな呼び名があります
補足として結束バンドにもいくつか名前の候補があるので紹介しておきます。
- 結束バンド
- タイラップ
- インシュロック
- ケーブルタイ
- ビニタイ
- SKバンド
etc…
ってねじりっこより呼び名多いやんけ!!と突っ込みたくなる気持ちは充分にわかります。笑
どちらかというとねじりっこよりもこちらの方が現場や人によって呼び名が変わるようなので、少し頭の片隅にでも覚えておけばいざ言われた時にピンとくるようになるはず。
結束バンドとねじりっこを使い分ける時のポイントをあげるとしたら以下の通りです。
あまり位置が変わらない場所には結束バンド、そうでない場所はねじりっこを使った方が後々の作業が楽になる。
ただ現場のやり方や作業内容によってそのへんの匙加減はかなり変わったりするので、わからない時は素直に現場リーダーなどに指示を仰ぎましょう。
とはいえフィールドエンジニアになれば必須アイテムだったりします。
NAS
NASは読み方としてはそのまんま「ナス」読み、正式名称は「Network Attached Storage」といいます。
通称は「ネットワーク対応HDD」と呼ばれていて、読んで字の如くネットワークを利用し、有線でも無線でも使用することができるHDDでファイルサーバーとして主に企業などで活用されています。
分かりやすく言うと外部にデータが保存できるサーバーを用意し、それを複数の人で共有して使用するイメージですね。
よりイメージがしやすいようにもう少し詳しくNASについて説明します。
NASとは?
最も基本的な機能は以下の通りです。
写真やビデオをはじめ、さまざまなデータを大量に保存できる
一対一ではなくて一対多での同時接続が可能
ネットワークに繋げることができる
データ保存以外にもいろいろできる
NASは内部にCPUやOSを搭載しているので、データを入れる箱というよりかは普通のPCに近い存在ですね。
なのでデータの管理はもちろん、有効に活用するための機能が備わっている機種もあり、セキュリティ対策もされています。
またPCのデータを定期的にNASにバックアップすることで、故障や操作ミスによるデータ消失のリスクも抑えることが可能になります。
ONUとは?
ONUとは自宅に引き込んだ光回線の光信号を、PCが理解できるデジタル信号に変換するための装置です。
逆にPCのデジタル信号も光信号に変換するのでわかりやすくいうと通訳者のようなイメージでしょうか。
フレッツ光やイオ光などの光回線を使ってインターネットに接続するときには欠かせないものです。