【独学でITパスポート試験を一発合格】勉強が苦手でも合格できた方法とは!?

どうもマサキングです。
今回は15年以上調理師として働いていた勉強が大嫌いな私でも、国家資格であるITパスポート試験に一発合格できた勉強法や、その他実践していたことを紹介していきたいと思います。
ITパスポートの資格はITに関する基礎的な知識だけではなく、企業活動や法律、はては会計の知識も必要になります。
全てを浅く広く網羅しているイメージですが、出題範囲が広いことと年々難易度は上がっているようなので甘く見ては危険です。
実際にITパスポート試験の公式サイトで好評されている合格率は最新のデータでは
応募者構成比 | 合格率 | |
社会人 | 62.5% | 63.0 |
学生 | 37.5% | 46.5 |
合格率の平均 | – | 56.7% |
このようになっており、約半数は不合格となっています。
とはいえしっかりと勉強すれば十分に合格できるので、必要以上に身構えることもないと思います。
この記事では私が独学で合格できた方法として、使用したテキスト、サービス、勉強方法、勉強時間、本番試験を受けてのリアルな感想を書いていきますね。
ちなみに調理師だった私が何故、34歳からIT業界に転職するに至ったのかを書いた記事もありますので興味のある方は是非覗いてみてくださいね♫
【34歳から未経験からエンジニアを目指してみた結果】あくまでも一つのパターンです。
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一発合格で使ったテキストはコレ!
まずはなにはともあれテキストを購入するところからスタートです。
しかしテキストもたくさんの種類があってどれにしようかかなり悩んでしまいますよね。
私も一時間くらい書店で悩んでしまいました。。。笑
そんな時に良いテキストを選ぶポイントとして、自分が見やすいもの、抵抗なく読めるものを選ぶことが一番大切。
その理由としてはテキストはこれから試験を合格するまでの道をともに歩むいわば相棒のような存在です。
毎日見ることになるテキストが自分と相性が悪いと、せっかく勉強しても身につきにくくなってしまいます。
ということで難しい事が苦手な私が選んだ相棒はこちらのテキストでした。
もう見るからにとっつきやすさが溢れ出ていますね。笑
私がこのテキストを使用して一発合格に繋がったの実はもう一つポイントがあるんです。
それは子供の脳と違って大人の脳は暗記が苦手であるということ。
丸暗記する勉強法が有効なのは15〜16歳くらいの思春期がピークでそれ以降は大きな効果は期待できないそうです。
それではどうしたらいいのか?
大人の脳はエピソード記憶といってこれまでの経験やエピソードと記憶を結びつける能力が高まります。
なので文字列での記憶よりも覚えたい言葉もイメージとして捉えて、それを自分の記憶やイメージと結びつける方法の方が頭に残りやすいんですね。
そういった意味でもイラストやアニメがふんだんに盛り込まれている本書は、視覚的なイメージとして抵抗なくすっと頭に入り込みやすいです。
もちろん個人差はあるのですが、30歳を過ぎるまで全く勉強をしてこなかった私にはとっては最高の相棒になってくれました。
テキスト以外で大変お世話になったサイト
お世話になったどころかこのサイトのお陰で合格できたようなものなので、本当に感謝しています。
ITパスポートの過去問で検索したら上位表示されるので、もしかするとご存じの方も多いかもしれません。
そのサイトがこちらのITパスポート試験ドットコムです。
過去問はもちろん、他にもITパスポートに関する情報が沢山掲載されています。
その中でも実際に受験された方のコメントなども投稿されているので是非ご覧になってみてください。
テキストにはない最新の情報や試験の問題の出題傾向なども投稿されていたりするので、たまに目を通しておくと有益な情報が手に入りますよ。
ITパスポート試験ドットコムはスマホからも利用できるので、スキマ時間を有効活用して勉強できるのも嬉しいポイントです。
実践した勉強方法
では本題に入ります。
わたしは最終学歴は高卒ですし今までの職場が食品関係で働いていました。
さらに元々パソコンが好きだとか、ITに興味があったということも一切ありませんでした。
本当にほぼほぼ真っ白の状態からスタートして一発で合格できたので、今からご紹介する勉強方法には少なからず効果がある思っています。
勉強の記録を取る
すでにやっている方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強した記録をしっかりと残しておくのはとてもオススメです。
それって直接合格には関係ないんじゃないの?と不思議に思われる方もいるかもしれせんが、これは直接ではなく間接的に関係してきます。
その理由は「モチベーションの維持」にあります。
資格の勉強を始めるにあたって一番大切なことは期限を決める事だと私は思っていて、その期限はできるだけ具体的な方がいいです。
ベストは資格の受験の申込みを先に済ませてしまってから勉強をスタートさせるのが最も集中力と緊張を持てます。
私も今回は際に受験する日を決めて、お金を払い込んでから勉強をスタートさせました。
こうすることで具体的な期間がわかるので、学習計画も立てやすくなります。
その時に重要なのが学習の記録を付けることです。
学習したことを記録していくことで自分の努力が可視化されてるので、不思議と「今日くらいはやらなくてもいっかなぁ」という気持ちが起こりにくくなります。
私も初めて使ってみて驚いたのですが、学習記録を残せるサービスには他にも様々な機能が備わっています。
単純に学習の記録だけではなく学んだ内容のアウトプットをしたり、サービス内のコミュニティで自分と同じ目標を持つ人と繋がったりと控えめに言ってもメリットしかありません。
ここで実際に私が使用しているサイトを紹介しておきますね。
もしまだそういったサービスを使ってないよ!という方はスタディプラス一度試してみてください。
めっちゃ頑張った気持ちになれますよ!笑
テキストを最低三回以上通読する
えっ!3回も読まないといけないの!?と思われるかも知れませんが、熟読するのではなくて通読するのがポイントです。
どうしても初めはテキストを読んでもちんぷんかんぷんで何がなんだか分からない所からのスタートです。
だからしっかりと一つ一つ理解しながら読み進めていきたいと思う気持ちは痛いほど分かるのですが、そこは心を鬼にしてサラーっと軽く読み通します。
意味がわからなくても全然構いません。
イメージとしてはとにかく一度自分の脳みそに「こんなことを今から勉強するよ」という概要を教えると感じですね。
そうやって頭に準備体操をさせたら、二回目はもう少し丁寧に読みこんでいきましょう。
二週目のポイントは赤いボールペンや蛍光ペンなどで自分が重要と思う箇所に下線を入れながら読んでいくことです。
2周目を読んでいると明らかに一回目ではちんぷんかんぷんだった時よりも少し意味が分かってくるのを感じます。
そこで更に下線を入れることによって、視覚的にも感覚的にも脳に刺激を与える事によりより強く記憶に定着します。
3回目以降は、テキストを読んでいて気づいたことや共通点、感じたことを直接余白スペースに書き込んでいきます。
いわゆるメモ書きの容量ですね。
ノートなどを別で用意して書き写したりするのではなくて、テキストをノート代わりに使用するイメージです。
どうしても学生時代の流れでノートに書き写す勉強法がベストだと思いこんでしまいがちですが、年齢や自分のタイプによって勉強の方法も柔軟に変えていくのも合格する確率を上げる方法なのかもしれません。
私はテキストの余白に走り書きで構わないので、自分の中の覚えやすいイメージと覚えたい事を関連付けたメモなどを書いて後で見返した方が記憶に残りやすいと感じました。
テキストを汚しまくる勉強法なので抵抗のある方もいるかもしれませんが、それだけ使い倒すからこそ記憶に残りやすくなるとも思います。
更に音読しながらだと耳からもテキストの情報が入ってくるので更に効果ありです。
ひたすら過去問
ある程度の知識が定着して、テキストの中身も理解できるようになったらいよいよ過去問に突入します。
テキストだけの学習方法ではどうしても「わかったつもり」で終わってしまっている部分を自分で認識しずらいからです。
当たり前ですがテキストの説明は初学者の人でも理解できるように、順序立てて丁寧にわかりやすく書かれていますよね。
しかし実際に試験で出題される問題はそうではありません。
むしろ年々、ただ暗記するだけでは通用しないような癖のある問題が多く出題されるようになってきています。
基礎知識をある程度押さえたら、次に合格するために必要なことは問題の形式に慣れるということになります。
そこで上でも紹介しましたがITパスポート試験ドットコムというサイトで過去問をすることをおすすめします。
サイト内には平成21年の春から令和2年の秋に開催されたITパスポートの過去問題が用意されているので、初めは問題の雰囲気を掴むためにも試験回を指定せずにランダムでの出題方法で問題に慣れましょう。
段々と問題の傾向にも慣れてきたら過去五年間の範囲に絞って最近の出題傾向がどんな感じかを掴んでいくのが効果的だと思います。
この時点での本番のITパスポート試験の合格できるかの最低ラインの目安として、過去問の模擬試験の正解率が80%以上を常にキープできているかという点です。
ただあくまでも最低ラインなことに注意してくださいね!!
過去問はあくまでも過去問ということと、本試験の時は予想以上に緊張したりして本来の力を発揮できない可能性もあります。
それに過去問は繰り返し繰り返し同じ問題をといているので単純に答えを覚えてしまって正解率が高くなっているだけの可能性も否定できません。
さらに過去問がそのままの形で出題されることはまずなくて、本試験は出題のされ方がかなり紛らわしいパターンが多いです。
なので用語の意味や使われ方までしっかりと理解していないと、見たことある単語だけど問題の答えが全く分からないと肝を冷やす事になります(私も本番の試験で何度もパニックになりかけました、、、苦笑)
最新の情報も広く浅く
過去問でも正解率80%以上は常に出せるようになってきたら(正解率は高ければ高いほどいいです)、ここからは本試験対策の最後の段階になります。
後は最近でてきた新しい技術の事を知っておくと、さらに合格率を上げることできると思います。
ただ最新の技術と一括にできないほど、いまや世の中の進歩は早いのでそういった情報を手繰り寄せる目安として過去五年の過去問に出てきた新しい単語から辿っていく事をオススメします。
例えばですがアジャイル開発とはどのような開発手法ですか?というシンプルな問題が過去問に出題されていたら、アジャイル開発について調べて他の切り口から聞かれても答えられるようにしておく等の勉強法でいいと思います。
ただITパスポートの試験の内容的にそこまで深堀りして聞いてくることはほとんどないので、関連する事柄を浅く広く理解していれば問題ないでしょう。
この浅く広く覚えるというのは他の事でも同じです。
何度も書きますが、本番の問題は出題傾向的に物凄く判断に困る微妙なラインを攻めてくるので、問題をよく読んで少しでも引っかかる部分があれば一度保留して後で見返してみましょう。
その時はそれが正解だと思っていても後で冷静になっても一度考えてみると間違いに気づく場合があります。
勉強法のおまけテクニック
最後に私が勉強する時に行っている勉強法に「ラバーダック勉強法」というものがあるのでその紹介だけして今回の記事を締めくくりたいと思います。
ラバーダックってもしかしてあのラバーダック?と思ったそこのあなた。
そうです、日本語に直訳するとゴムのアヒルのことです(そのまんま)
具体的にどんな勉強法なのかといいますと、
アヒルのおもちゃに向かって、自分が学んで学習したことを説明しましょう
これは「最言語化」というテクニックで、あなたが学んだ内容を言葉にしてアウトプットするだけで、なんと記憶の定着が3割も違ってくるんです。
ここでの注意点としてはテキストの内容をそのまま説明しても意味はありません。
学んだ内容を自分の中に落とし込んで、自分の言葉で説明するんです。
これも実は大人の脳は丸暗記が苦手なことと関係していて、テキストの文体のままただ読み聞かせるのはいわゆる丸暗記しようとしている行為と同じですよね?
なのでそれを自分の中の記憶や知識、イメージと結びつけて自分の言葉にして説明するからこそ脳に記憶として定着しやすくなるという仕組みです。
後、話しかけるものは何もアヒルに限定しなくても大丈夫で代用は可能で、私のラバーダック勉強法の話し相手はアザラシのタマサブローです。(イメージの力を強めるために名前まで付けました。笑)
なんとも気だるそうな顔でいつも私を励ましてくれます。