【AI分析でわかったトップ5%社員の習慣】を読んだ普通の人が、明日から実行できること。

どうもマサキングです。
どんな会社や組織にも必ずエースは存在します。
明らかに普通の社員とは違う考え方をし、同じ一日を過ごしているはずなのに仕事の密度に歴然とした差が生まれています。
一日単位では一般社員との間にそこまで大きな差は開かなくても、それが一年にもなるともう普通に仕事をしているだけでは追いつけないくらいに差が開いてしまいます。
それじゃあそういう一部のトップ社員は一体どんなふうに仕事に取り組んでいるのか?
その習慣を長期間の調査や膨大なデータを、最新のAIを使用して分析して割り出したのが本書の凄さです。
その中から、誰でも今からすぐに取り組める事だけを選んでみました。
恐らくこういった本を手にとって実際に読んでみようかなと興味を持った人は、今の自分よりも少しでも成長したいと思っている方ばかりだと思います。
ただいきなりめちゃくちゃストイックな習慣を始めようと思っても挫折してしまう可能性が高いので、負担が少なく即実行できる行動だけを紹介していきます。
本書の最後に著者の越川 慎司(こしかわ・しんじ)さんもこう書いています。
意識が変わることを待っていたら5年も10年もかかりますから、ほんの少しだけ行動を変えてみてください。
そうすれば、未来の選択肢が増えるはずです。
考えすぎるよりもまずはとにかく行動してみる!!これは全ての事に共通する原理原則なのかもしれませんね。
私が今8ヶ月以上継続していることを説明している記事もあるので興味がある方は是非チェックしてみてください♪
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弱みを見せる
全ての人とは言えませんが、仕事ができる人ほど謙虚な人が多いと思いませんか?
逆に知識や経験でマウントをとってくる人は裏を返せば自信がないだけなのかもしれません。
本当に力のある人は他人を威嚇する必要がないはずです。
では何故仕事ができる人ほど謙虚なのか?
それはシンプルに自分の知らないことがあることを認めていること、そして現状に満足せずにもっと成長していきたいということの現れです。
私自身もそうですが、人はすぐに自分の中の価値観で他の人を判断しようとしてしまいます。
自分の価値観=過去の経験から正解だと思いこんでいる狭い世界の常識だと思います。
他者はその一人ひとりが別の人生を歩んできていてその中でその人にしか体験できない様々な経験をしています。
なので自分が謙虚に素直になれればどんな人からでも学べることは沢山あるんですね。
さらに自分がそうして相手を受け入れるようにしていると、相手にもそれが伝わって自然と信頼関係が生まれてきます。
よく心理学の本にも出てくる「返報性の法則」がまさにこれだと思っていて、自分が良くしたら相手も良くしてくれる。
たとえ初めに相手がこちらに敵対心を持っていたとしてもそれは関係ありません。
その敵対心をそのまま返して険悪なムードになるのは簡単ですが、そこにはなんのメリットもないですよね。
主導権は常に自分にあることを意識して、相手のペースに飲まれないようにしましょう。
私は本当に色々な現場で仕事をする機会がおおいのですが、この事を意識するようになって実際に効果を体感しています。
どんな人に対しても先入観を持たず、素直に謙虚に、まっすぐ向き合っていれば相手も徐々に心をひらいてくれるようになるんです。
いつもと違う選択をする。
別の本で読んだのですが、人は過去の経験や知識で得たことしか認識できない生き物のようです。
車に対してなんの興味もなくて知識がない人が物凄いスポーツカーを見てもなんだかカッコいい車だなと思うだけです。
しかし車好きな人が見たらどうでしょう?目をキラキラさせてその車について何時間も語りだすかもしれません。
後、人は自分が知らない事に対して恐怖を感じます。
これは太古の原始時代に刻まれた防衛本能で、いつ死ぬかもわからなかった時代では普通に過ごした昨日と同じ今日が続く事が最も大切なことでした。
なのでなんの意識もしないでただ生活していると、過去の環境の中で培ってきた固定観念のルールの中から自分の知らない未知の事には手を出さないようになります。
その長年の人生の中で形成された固定観念を変化させるには、普段なら選ばない選択肢を選ぶ事が最も効果的です。
目の前になにか選択肢が現れたら、いつも通りの予想できるほうではなくて、その先が予測できない方を意識的に選択してみましょう。
いきなり人生に関わるような大きな選択肢ではなくて、毎日の生活の中で現れる小さな事から始めることがオススメです。
最も簡単な例としては買い物でしょうか。
例えばお菓子でもいつも買うものではなくて、普通なら絶対に買わないようなものをあえて選んでみる。
これだけでも、かなり多くの事が学べます。
意識して笑顔になる
人と話すことが苦手な人でも笑顔を作るだけならばまだ簡単にできるのではないでしょうか?
笑顔になるのに心底楽しい気分になる必要もないと思っていて、これも行動してから意識が変わることと同じで「笑顔になるから気持ちも楽しくなってくる」の方が気楽ですよね。
それになんだか暗い顔をしている人と、笑顔が素敵な人とどっちと話やすいかと言われて神妙な顔の人と答える人はあまりいないでしょう。
人の印象は出会って五秒で決まると言われてもいるので、その時に笑顔の素敵な人という印象を与えることができたらもう勝負はついたようなものです。
ダ行禁止!サ行
これは沢山の人と接する機会が多い営業やサービス業をしているかたはもしかしたらご存知の方もいるかもしれません。
ダ行禁止とはダから始まる言葉の使用をやめようということです。
例えば「だけど」「でも」「ですから」「どうしても」「だって」などになります。
ダ行は断定しているように聞こえたり、ネガティブな表現によく使われる為に聞き手にとっても耳障りが悪く聞こえてしまうようです。
では逆に耳障りの良い言葉とはなんなのかというと「サ行」なんですね。
どうも〜 → 大変〜
〜だと思います → 〜かと思われます
それにダ行を使うと、上から目線で既に物事が決定しているような印象を与えるのでなんとなく聞き手が受ける印象が悪くなるんです。
伝えたいことが同じならば少しでもスムーズなコミュニケーションができるように言葉を選ぶことは大切です。
一週間に15分だけ振り返りの時間を作る。
これは何も仕事のことだけでなくて自分に関することならなんでもいいと思います。
日常生活は大きなうねりの中で流されているようなもので、その流れに身を任せてしまうと周りの環境や関わる人達とごちゃまぜになってどんどん流されていきます。
その自分の周りを流れる大きな流れの力は「常識」という強力な拘束力を持っているので、たまに自分の行動や考え方を振り返る時間が大切なんです。
そうしないと自分で考えているつもりが、いつのまにか他人の価値観に動かされているという事に気づけなくなる。
仕事にしても自分の考え方や取り組み方が正解だと思い込みすぎると、同じミスを繰り返してしまったりすることに繋がります。
私自身が細かい不注意が多いので特に気を付けている部分でもありますが、同じ事を繰り返してしまうということは根本的に方法を変えないと原因は解消されません。
当たり前のことのようですが、仕事ができる人はミスをしてもすぐに行動や方法を修正して同じ事を繰り返さないようになります。
仕事やプライベートで起こしてしまった失敗というのは、本人が自覚せずに無意識で行動してしまっている事が多いです。
失敗したくてわざとする人はあまりいないですよね。
無意識での行動は自分が普通だと思いこんでいる固定観念なので、意識的に内省しないと行動の修正がむずかしいんです。
方法としては頭で考えるだけではなく、紙に書き出す方がよいです。
私は紙に書き出すのと同時にEvernoteというメモアプリを使って仕事の案件ごとに反省点をまとめています。
データとして残しておくと後でまとめて見返すことも可能で、そこからさらに新しい事に気づけたりするので是非自分だけの反省ノートを作ってみてください。
終わりに
自己啓発とか一流のビジネスパーソンの本を読んでいると細かいジャンルを超えて成功している人の共通点に気が付きました。
もちろん全てに当てはまるものではありませんが、ほとんどの場合に当てはまるその共通点とは、
- 素直
- 謙虚
- 好奇心旺盛
- スーパーポジティブ
- 失敗を恐れない
- 優しい
- 非常に勤勉
- 柔軟
ですね。
今回ご紹介させていただいた【AI分析でわかった トップ5%社員の習慣】もその根本にあるのは上に書いた事だと思います。
仕事にしろプライベートにしろ自分に足りない部分があると感じたら、素直に偉大な先人達の行動や思考法をマネしてみるのが実は一番の近道なのかもしれません。
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