書籍・嫌われる勇気 読書感想!

どうもマサキングです。
今回は日本でもベストセラーとなった自己啓発本の『嫌われ勇気』の読書感想です。
アドラー心理学をベースとして青年と哲人の二人の対話スタイルで話は進んでいく。
この本との出会いは僕が離婚を経験して人生初の一人暮らしを始めてすぐだったと思います。
とにかく精神的にダメージを受けていて慣れない一人暮らしもあり本当に寂しさしか感じていなかった時期です。
このままではだめだ!ダメになる!
何か今までの自分の考えかたをガラッと変える物が必要でした。
そんな僕の心理状態にガチっとはまったのが今回紹介する『嫌われる勇気』です。
もうジャケ買いですよ。
まさに徹底的に嫌われたから自分はこんな状態になってます。
即購入して一気に読破!!
それでズバリ...
本当に人生が変わり始めるキッカケをくれました。
この本を読むまでの自分は本当の自分を押し殺して誰かに合わせる人生を送っていた事に気づけました。
そもそもその心理的状態が長すぎてそれがそれが普通の状態だと思っていた事が
今考えると本当に恐ろしいですね。
自分に対しても自信が全くなかった。
特に学歴が高いわけでもないし、仕事にしても誰かに認められた事は本当に少ない。
常に自分の可能性や限界を狭い範囲で決めてその中で生きてきました。
その中でどんだけもがき続けても幸せになるどころか自分が変わる事なんか絶対になかったでしょう。
そのだめな考え方の正体をこの本で知れたことがまず変わるきっかけの第一歩でした。
それが「原因論」で僕の思考支配してきた考え方。
過去の自分がこうだから今の自分がこうなっていると考える事ですかね。
今回知ったのが「目的論」で人はみんな何かしらの目的に沿って生きているという考え方です。
そして実は変われないのは今の自分が変わらない事を決心しているから
今の生活や自分には納得はしてるわけではないし変わりたいとも思ってる。
でも本当の本心では今の自分の状況が楽だから変わる事を拒んでいる。
本当に望む世界は未知の世界で新しい挑戦もしなければいけないし、失敗することも知らない事もたくさんある。
それなら不満はあるがそれより心地いい安心安全な現状維持を選んでしまう。
本当に図星過ぎてへこみました。
でも
アドラーの目的論は「これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」といっている。
自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだ。
この部分を読んで本当に感動したしこんな考え方もあるんだという事を改めて知れた。
過去は存在しない、今この瞬間を自分で選択し続ける勇気を持つこと。
後もう一つ激的に僕の考え方をかえてくれたのが「課題の分離」という考え方。
人の事に必要以上に介入せずに自分の事にも介入させない。
人の事は結局変えられないし余計な干渉は自分にとってもマイナスになる。
自分を変えられるのは自分だけ。
だからこそもっとシンプルに自分が信じた道を行く。
そこで他者がどう思おうがなんと言おうが自分の人生には全く関係ない。
自由とは嫌われることを承知のうえで自分の生き方を貫くこと。
自分の人生を生きるのにほんとうに必要なのは『嫌われる勇気』
直ぐにこんな風に変わるのは難しいけど読んで心に響くという事は本能的にそうしたいと思っているという事だと思うんです。
そして実際にこの考え方を自分に取り入れて生活すると人生に明らかな変化が生まれてきました。
職場でも勿論変化はあったし普段の生活でも今のこの瞬間を生きる。
自分を人生の軸にして他人に合わせすぎることなく生きる事で後悔ばかりしてずっと晴れなかった気持ちが不思議と軽くなってくるのも実感しています。
今ここを全力で生きる事を今後はもっと意識して毎日丁寧に生きていこうと思います。
『嫌われる勇気』の読書感想は以上になります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!