勉強しないまま大人になった人が、勉強習慣をつけるためにするべきこと。

どうもマサキングです。
勉強をろくにしないままなんとなく気づいたら、社会人になってもう10年以上過ぎていた。
かといって特に出世をしているわけでも仕事ができるわけでもない、まだ平社員のままだ。
三十代を超えだすと同年代の世代でデキるやつはどんどん活躍していく。どんどん自分を追い越していく背中をただ見送るしか自分にはできない。
今までも勉強なんて一切してこなかった、だから今更ジタバタしても何も変わることはないさ。自分はのんびりこのまま行きていければいい。
と自分に言い聞かせているが、本心は違うことに気づいている。まだまだこんなもんじゃないはずだ!!自分にはもっとできることがあるんだ!!
ぼくはずっとそんな思いを抱えながらモヤモヤしていました。
そんな自分が勉強を習慣化できた方法と共にその考え方のヒントをくれた、良書も紹介していきます。
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到達できないようなでっかい夢を目標にしよう
現在の延長線上に夢や目標を設定しては想像通りの人生しか歩むことができなくなる。
だから夢はとんでもなく奇想天外でいい。現状からは想像もできないようなゴールを設定することで、もしもそこに到達できなかったとしてもとてもおもろい人生を歩むことができるようになる。
この考え方に出会えただけでも人生が凄く楽しくなりましたし、確かに今までよりも挑戦ができていると感じます。
過去の自分をベースに考えるのではなく、これからもどんどん成長していく自分、将来はとんでもないところにいる自分を明確に想像することによって勉強に対するモチベーションが湧いてきます。
やらざる得ない状況をまず自作しよう
壮大でワクワクする夢や目標を設定したら、次は状況作りです。
状況作りでいちばん大切なことは「やらざる得ないを状況」を自ら作る、もしくは飛び込むのが一番。
人間はどうしても楽な方に流されていってしまうのは自分の意志の力だけでどうこうしようとするのは、実はとても難しいことだというのはみなさんも感じているはずです。
それではどうやってそういった環境を作るのか?大きくわけて2つの方法があります。
- 周囲に自分が成し遂げたいことを言いふらす
- 英会話スクールなどに通ってしまう
周囲に自分が成し遂げたいことを言いふらす
まず周囲に言いふらす、ですがこれはできるだけ多くの人に言いふらすのが効果的です。
言いふらせば言いふらすほど、後に引けなくなってくるので嫌でもやろうと思います。
誰しも自分から好んでオオカミ少年のように口だけ人間だと思われたい人はいないでしょう。
これは少し劇薬的な側面もありますが、少なくともぼくはこれくらい負荷をかけないと本気で取り組もうと思いませんでした。
英会話スクールなどに通ってしまう
これは一番確実な方法ですね。
スクールなどに勇気をだして申し込んでみると、もうそれはお金も払っているし、しっかりと学習スケジュールも組まれますのでやらざる得ない状況作りは完璧です。
今の時代は実に様々な大人向けの学習サービスがあるので、もしも何をしたいのかわからないというかたはいろいろと調べてみると自分にピッタリのサービスが見つかるかもしれませんよ。
ちなみにぼくは高卒でずっと調理師として働いてきましたが、プログラミングスクールに飛び込みました!笑
先にゴールを決めてしまおう
壮大な夢、やらざる得ない環境つくりが終われば次はその目標に対するゴールを設定して先に日にちを決めてしまいましょう。
どうしてもハッキリと締め切りの日を決めておかないと、学習に身が入らず、資格試験などでも直前まで頑張ろうと思わないものです。
これは「パーキンソンの法則」という有名な法則が存在します。
パーキンソンの法則(パーキンソンのほうそく、英: Parkinson’s law)は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの。
具体的には、
- 第1法則
- 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- ※Wikipediaから出典
簡単に言うと与えられた仕事に対して、たくさんの時間があればその時間をめいいっぱい使うようになるということです。
資格試験を例に出すとわかりやすいのですが、所要勉強時間が3ヶ月の資格に対して一年前から挑んでも、ちゃんと本腰を入れて勉強を始めるのは結局試験本番の3ヶ月前になるという感じです。
似たような言葉に「締め切り効果」なんてのもありますね。これは夏休みの宿題を最後の数日にゾーンに入って速攻で終わらすようなイメージでしょうか。笑
どちらにせよ、明確な締切の日が決まっていないとなかなか勉強に腰が入らないのです。
スクールなどでは定期的にミニテストなどがあることが多いので、この点はあまり心配はいらないかもしれません。
この部分に関するオススメの本が思いつかなかったので、ぼくの心に火を付けてくれた一番おすすめの本を紹介しておきます。
後は最終ゴールまで数珠つなぎでつないでいこう
初めの一歩を踏み出して実際に行動に移し、しっかりと締め切りの日も設定できた。
しかしこれで安心してはいけません。
初めに設定した目標から2つ先くらいまでの目標も同時に決めて、途切れることなく順番にこなせていけるようにスケジュールを調整しましょう。
とはいえ2つ目以降の目標についてはそこまで明確に決めなくてもいいと思います。ただざっくりとした予定でもいいので決めておくことをオススメします。
何故そうするのか?
それは今まで勉強する習慣をもっていないほど、1つ目の目標を達成した時にものすごく心地よい達成感を感じることができます。これはとても素晴らしいことなのですが、その次の目標を決めておかないとそこで満足してまたもとの生活に戻ってしまう危険性が高いのです。
次の目標を決めやすくするために、初めに想像を絶するほどの夢を描くのです。
現在の延長線上でちょっと努力したらかなってしまうような夢なら、きっとその手前くらいまで到達できたときに満足してしまい、それ以上成長することができなくなります。
そうではなくて数珠つなぎのように大きな夢に向かって絶えず挑戦を続けている状態を保てるのがベストですね。
まとめ
ぼくはさんざん怠けた生活をしてきましたが、だからこそ気づけたこともたくさんあります。
その一つが「少し自分に負荷がかかった状態」が実は一番理想的なこと。
ずっともやもやした満たされない気持ちは、何も目標がなくて暇だから発生するんです。
死ぬ時に人間がもっとも口にする言葉はなんだと思いますか?
それは「もっと自分らしくいきればよかった」です。
何も努力せずにただ毎日をダラダラと過ごすことはとても簡単ですが、その生活に自分らしさはあるのでしょうか?
誰かの用意した娯楽に飲み込まれて歳を重ねると死ぬ時に残るのは空っぽの自分だけ。
だからこそ、多少負荷のかかった状態がベストだとぼくは思います。
周りに流されない勇気をくれた心のメンター的一冊。
今回は以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。