何気なく見た映画「ゾンビワールド」が面白すぎたので感想書きます!(ネタバレ含む)

どうもマサキングです。
今回は映画「ゾンビワールド」を観た感想をネタバレも含みながら書いていきたいと思います。
題名からも分かるように失礼ながらゾンビ映画の中ではB級の部類に入るかも分かりません。
ただですよ、この映画には熱い友情物語と並々ならぬパワーが秘められてます!
冴えないボーイスカウトは世界を救う!!
主人公は小さい頃からボーイスカウトを続ける三人の男子高校生。
周りからはその事が原因で馬鹿にされています。
しかも三人の中でオギーを除くベンとカーターは女の子にモテたい気持ちがボーイスカウトに対する気持ちを上回っており辞める決意を固めている始末。
そんな普通の高校生視点で見たら女の子にも相手にされないダサダサボーイスカウト。
しかし三人の友情と勇気がボーイスカウトの様々なスキルと合わさった時にとてつもないパワーを生み出すのです!!
後半のゾンビが溢れかえってるパーティー会場に向かう前に三人がホームセンターに立ち寄り武器を自作するシーンがあるのですがカッコ良すぎてテンションがだだ上がりしました!笑
多分男は本来工作好き?なのでこのシーンで目を輝かせない男子はいないでしょう。
そしてバッタバッタとゾンビをなぎ倒す様はまさにヒーロー!
こういう作品では変にシリアスではなくてサクサクゾンビがなぎ倒されて行くのも見どころの一つ。
斬新なゾンビの演出が面白い!
前半は丁寧なストーリー展開で人物への感情移入を促す上手い作りになっています。
三人の冴えないボーイスカウトがイケメンの同級生にコケにされたり、やたらナイスバディな女の子がきらびやかに登場したりとまぁこの辺はよくある感じの展開。
そしてゾンビが登場してからは息つく暇もないどんちゃん騒ぎになります。
ただこの作品に登場するゾンビ達はただ襲ってくるだけでは無くてなかなか味のあるスルメのようなゾンビが多いのです。
- トランポリンで遊ぶゾンビ
- ポールダンスするゾンビ
- 歌を歌うゾンビ
- 大事な所が千切れちゃうゾンビ
- 猫ちゃんゾンビ
- 銃ぶっ放しゾンビ
気になったゾンビがいたかたは是非本編で確認してみて下さい。
なかなか個性的なゾンビですが実はベースの設定が感染しても元の記憶や癖が残るものだそうです。
だからこそただ襲ってくるだけではなくてそれぞれが個性を持っているので観ていても飽きないんでしょうね。
出演者が面白い!!
ボーイスカウトの中の真面目キャラで通っているベンを演じるタイ・シェリダン。
他にも様々な映画に出演していますが最近ではスティーブンスピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」の主人公であるウェイド・オーウェン・ワッツを演じています。
他にも「MUD -マッド」やX-MEN: ダーク・フェニックスのサイクロップス役で出演するなど活躍の場は幅広いです。
ありきたりなイケメン顔では無くて一度見たら忘れられないような印象に残る優しい顔が特徴的ですよね。
後忘れちゃならないのが性格悪すぎの意地悪イケメン
で登場するパトリック・シュワルツェネッガー。
そうなんです、あのアーノルド・シュワルツェネッガーの息子です。
俳優としてはちょい役が多かった彼ですが初の主演作は2018年公開予定の『Midnight Sun』でチャーリー役を演じています。
そしてこの映画は2016年に日本で公開された『タイヨウのうた』のハリウッドリメイク。
まとめ
本当に久しぶりに笑わせて貰ったゾンビ映画なので個人的には百点に近いんですが万人受けするかというとそうでもないかもしれません。
思春期の少年の目線で描かれているシーンや演出も割と出てくるので女性のかたや小さいお子様にはあまり向かない所も確かにあります。
ただそういった演出も最低限のラインは守られているので大抵の人には受ける映画だと信じております。